GR DIGITALとGR10と

というわけで、コレを買いました。GR10。
http://www.ricoh.co.jp/camera/cameralist/GR10.html
銀塩カメラをいろいろと選んでるとき、何がいいのかなーといろいろと考えていました。最初は多少のレンズ資産も使えるPentaxのSPとかを中古でとか。その後はライカM3か・・とか、いやまてよ・・ハッセルブラッドいいな・・四角くて・・とかかなり飛躍しそうになってたんです。
で、迷ったあげく、結局何でとってもええんではないかというところにたどり着いて、じゃあなんだ? シンプルなコンパクトが楽じゃないか? しかも単焦点のと思い、いろいろと調べて候補になったのがT2、GRシリーズ、TC-1という三つでした。この三機種はいずれも「高級コンパクト」といわれる物でどれも写りはすばらしくて、どれを選んでもまぁいいんじゃあないかなぁとおもっていました。
見た目的に一番気に入ってたのはGR。無骨でシンプルでかっこいい。ただ、森山大道氏が使っていたりすることもあって、中古相場はなかなかいいお値段でちょろっと手を出す感じでもない。うーん。と、目に付いたのは、GRシリーズの評価のすべてとも言っていい、同じGRレンズを使ったGR10。こちらはかなりお安い値段で出回ってる。ただ難点はプログラムオートのみの撮影しか出来ないこと。露出補正もできない。うーん。
でもまてよ、シンプルな物ということでここにたどり着いたんなら、こーいう割り切りもアリなんじゃあないのかな。まぁ安いし。と、考えてGR10を軽く購入したのです。上の写真もGR10。ものすごくコレが気にいったらGR1vでもGR21でも買えばいいんではないかなーとおもいつつ、これでしばらく写真をとってみようかなーと思ってます。

あ、GRデジのこと書いてなかった。
ずいぶんと酷評されてたりするけど、今のデジカメの技術からしたらあんなもんじゃないのー?と思うんだけどなー。光学ファインダーが無いのはアレかもしれないけど、でかかったら売れないし・・・外部に付けれるようにしただけでも良心ではないかな。手のひらサイズのコンデジにそんなにいろいろ求めたって無理かもしれない。完璧な製品を作ろうとしたら今度はコストに跳ね返ってくるし、1-2年で過去のモノになってしまう今のコンパクトデジタルにそこまでコストかけて誰が買うの?ということなんだろね。
ちなみにノイズがどーのってのもどーなのかなー。実写画像みたけど、確かにノイズは多いけど悪くないかんじだとは思うんだけどね。いいんじゃないのー。ノイズがそんなにキライな人はレタッチでべったべたにノイズ消せばいいんではないかな。

銀塩GRが評価されたのは、あのサイズであの写真が!!というとこに尽きると思うんだけど、デジタルであのサイズで、デジタルの最高に近いところの画質に!!なんてのはCCDのサイズやもろもろの理由で無理ってのは出る前から想像はついてたし、しょうがないところ。実機をみないとなんとも言えないけど、まぁまぁいいんじゃあないの?

でも、じゃあ買うか? といわれたらきっぱりと「買わない!!」と言っちゃおうとGR10を使って思ったりしている今日の俺でした。

>まさと@ネタフル
http://netafull.net/archives/010512.html
俺に聞かれてないけど答えちゃおう。

minamiさんのレビューを読んでから、物欲を刺激されても遅くないかもしれません。5万円台くらいになったら“買い”ですか?

その5万で嫁になんかプレゼントしてやれ