旅するカメラ

二週間ほど前に、ヨーロッパへ行く友人に貸したGR10が戻ってきた。
彼は建築デザインを勉強していて、写真を撮りたいんだけどデジカメが行く直前に壊れてしまいどうしよう・・と言ってたので「じゃコレ貸そうか?」とGR10を渡したのです。ちっちゃいけどすごくいいカメラでよく撮れるよと言って。フィルムの入れ方も分からないくらいの人なのですが20本ほど撮ってきたようです。その現像があがったので見せてもらいました。俺のGRで撮られたSagrada FamiliaやらMont-Saint-Michel and its Bayなんかを見せてもらい不思議な気分に。これがまた良く写ってるんだ。

彼が言ってて面白かったのは
「ちゃんと撮れてるか心配だったけど、撮ってて楽しかった。」ということ。
これはたぶん以前ここで書いたように、銀塩カメラのその場で結果を確認できないことによる「想像の入る余地」ってのがかなりあったんだろうし、GR10の28mm単焦点というのも要因の一つだったのかなぁ。ズームが無い分足で歩いていい構図を探すという作業が旅の地では楽しさに繋がったのかもしれないなぁ。

旅のお供に単焦点銀塩コンパクト1本。どうすか。たぶん楽しいよ。
ただ、俺が今やれるかってーとたぶん無理で、絶対body数台レンズ数本もってっちゃうと思う
「とりあえずはR2A・・・そうだなレンズはnokton40mm1本で我慢して、広角はGR10に任せて・・いやーもっと広角欲しいなー・・SUPER WIDE-HELIAR 12mm買うか!! あとデジ一眼+Zoomもちょっと欲しいところだよな・・。あ、そーそーフィルムはどうしようかなー」みたいな感じでどうしようもなくなるに違いないw