クローバーフィールド/アイ・アム・レジェンド/ジャンパー

の三本でおとどけいたしまぁ〜す。

クローバーは最初の5分の画面の揺れっぷりに、見るのやめようかと思ったんだけど、なんとなく引き込まれてどーなるのかなー、最後気の利いた展開あるんだろーなーと思ってたら「あれっ終了かよっ」みたいな感じでした。実験的なことがカッコイイとかおもってんじゃねぇぞこんちくしょうが。くされ怪獣映画をビデオで撮ってみましたってだけじゃねぇかよ。オチ無いわヤマは無いわのキングコングのM1の漫才みたいでした。

気を取り直して「ジャンパー」自力テレポートできちゃう人たちと、それに敵対する集団との戦いの話。能力に対する説明なんかがうっすいので、テレポートは後付けで、ちょっと変わったアクションを撮りたかったんだろーなーと思う。で、それが成功してるかというとどうなんだろうという感じ。いろんな場所でロケして、SFXもつかって金かけましたって感じの映画。興行成績もまぁまぁ。優勝はしたけどまぁ普通だよねというNONSTYLEみたいでした。

一番期待してなかった「アイアムレジェンド」ウィル・スミス主演というか、ほぼ一人ぼっちでガン治療薬でミュータント化した人類と戦う映画。これがアホアクションかと思ってたら「孤独」をよく描けている映画でした。港でAM放送でいるかいないかわからない生存者に呼び掛けるスミス「私は正午にいつもこの港にいる。隠れ家と食料を提供しよう。君は一人じゃない。」これが呼びかけつつも自分に言い聞かせているセリフだったり、挿入歌のボブマーリーの「Three Little birds」を犬を洗いながら歌って自分を慰めたりとなかなか上手。期待してなかっただけになかなか面白く見れました。
で、ラストで流れる「Redemption Song」ずるいだろこれは。映画関係なしに感動しちゃうってーの。むりくり言えば「自信は?」「なかったらココに立ってませんよ」と春日が言ったオードリーだな。

何が言いたいかっていうと、M1優勝NONSTYLEはねぇよなぁと思ったということです。かといってオードリーかっていうと、2本目のネタを思うとそうでもないんで、今回は優勝者無しってのも有りなんじゃないかなぁ。

最後に「ナイツ」の面白い見方の小技。ボケの塙の弟を一切見ないで聞かないで、ツッコミのメガネに集中して見るとかなり面白いよ。お試しあれ!!